フォートナイトは世界中の若者に人気のあるゲームメタバースであり、様々な企業やブランドがその魅力や集客力に注目しています。前回の記事では、UEFN・フォートナイトの概要について触れました。...
メタバースの新たな潮流「UEFN」とは?その概要
勢いを増し続ける「UEFN」。「UEFN」とはなんでしょう。
本記事では、UEFNの概要を通してフォートナイト、Unreal Engineの概要についても紹介します。
UEFN=フォートナイト クリエイティブモードの拡張版
『フォートナイト』とは、米Epic Gamesが2017年にリリースし、
「バトルロイヤル」「パーティーロイヤル」「クリエイティブ」など
複数のゲームモードで遊ぶことができる世界中で圧倒的な人気を誇るオンラインゲーム・メタバースプラットフォームです。
クリエイティブモードでは、「仕掛け」と呼ばれる様々なオブジェクトや機能を使って、
自分だけの島を作成しゲームや体験を作ることができます。
しかし、そんなクリエイティブモードにも限界がありました。
自分で作ったアセット(3Dモデルやテクスチャなど)をインポートすることができなかったり、仕掛けの種類や動作に制約があったりしたのです。
そこで登場したのが、「Unreal Editor for Fortnite(以下、UEFN)」というツールです。
Unreal Engine 5による景色のイメージ
UEFNとは、フォートナイトのクリエイティブモードを拡張するかたちで登場した
完全無料のPC向けゲーム制作ツールで、
その特徴はなんといっても「Unreal Engine」がベースになっていることです。
Unreal Engineとは、米Epic Gamesによって開発された、
グラフィックスが非常に美しいことが特徴のゲームエンジンです。
Unreal Engineの機能を使うことで、UNFNでは物体の質感、光、影までリアルに表現することや、
自作のエフェクトを使った演出も可能です。
美しい景色や、印象的なエフェクトを使ったギミックを作成することができるのです。
Unreal Engine 5による景色のイメージ
圧倒的利用者のメタバース
UEFNで作成したゲームや体験は、フォートナイトプラットフォームに公開されます。
つまり、5億以上のアカウント数、月間アクティブユーザーは7000万人を超える既存のプレイヤーに届けることができます。(参照)
UEFNは現在ベータ版として提供されており、クリエイターからのフィードバックに合わせて進化していきます。
では、具体的にUEFNではどのような活用例があるでしょうか?
フォートナイトは世界中の若者に人気のあるゲーム・メタバースであり、様々な企業やブランドがその魅力に注目しています。
フォートナイトの島とコラボレーションすることで、自社のブランドイメージを向上させたり、新しいターゲット層にアピールしたりすることができます。
次回の記事では、UEFNと、その前身であるフォートナイトのクリエイティブモードを用いた魅力的な事例をご紹介します。
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株式会社playknotでは、UEFNの開発を含めたXR(AR/VR/MR)の開発及びコンサルティング事業を行っており、XR施策の導入を上流から下流までワンストップで支援しています。
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